- けいそう
- I
けいそう【係争・繋争】当事者間で争うこと。 特に, 訴訟を起こして法廷で争うこと。II
「~中の事件」
けいそう【勁草】〔後漢書(王覇伝)〕風などに負けない強い草。 また, 節操・思想の堅固な人のたとえ。IIIけいそう【啓奏】天皇や皇后に申し上げること。IVけいそう【形相】(1)物のかたち。 すがた。(2)〔(ギリシヤ)eidos〕ある事象を他のものと区別させ, それを存在させるのに不可欠な事象の本質的な存在構造。 エイドス。⇔ 質料Vけいそう【恵送】人から物を送られることを敬っていう語。VI「御~の品」
けいそう【敬相】動詞の表す動作に敬譲の意を加えて表現する形式。 「おっしゃる」「いらっしゃる」「なさる」などを敬相の動詞, 「れる・られる(る・らる)」「せる・させる(す・さす)」などを敬相の助動詞という。VIIけいそう【珪藻・ケイ藻】「珪藻類」に同じ。VIIIけいそう【継走】リレー競走。IXけいそう【蛍窓】〔「晋書(車胤伝)」の, 晋の車胤(シヤイン)がホタルの光で読書したという故事から〕(1)書斎。(2)「蛍雪」に同じ。Xけいそう【計装】〔instrumentation〕(1)生産工場において, 工程を計測・制御する装置を設置・運用すること。(2)計測器システムの諸機器の設置などの工事。XIけいそう【軽装】(1)身軽な服装。 活動しやすい身なり。(2)軍隊で, 装備を軽くすること。 軽装備。XIIけいそう【軽躁】軽はずみに騒ぐこと。 考えが足りないこと。 また, そのさま。XIII「何ぞ議論をなすの容易にして且つ~なるや/天賦人権論(辰猪)」「些(チ)と~なる性質(モチマエ)にて/当世書生気質(逍遥)」
けいそう【軽鬆】〔「けいしょう」とも〕軽くて質のあらい・こと(さま)。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.